CSS運用ルール

本サイト(SWELL子テーマ)では、CSSの管理を「読み込み順序」と「記述ルール」を前提に統一します。
制作・運用・保守のどのフェーズでも迷わないことを最優先にします。


目次

CSSの読み込み順序

CSSは大きく分けて、以下の順序で読み込まれます。後に読み込まれるほど優先度が高く、上書きされます。

すべてのページで読み込まれるCSS

  1. 親テーマ(SWELL)のCSS
  2. 子テーマの style.css
  3. 共通CSS(assets/css/common/
    • reset.cssstyles.csspc.csstablet.csssmart.css

フロントページ・固定ページのみ読み込まれるCSS

  1. ページ種別CSS(assets/css/page/
    • styles.csspc.csstablet.csssmart.css

投稿・アーカイブページ

  • ページ種別CSS(assets/css/page/)は読み込まれません
  • 共通CSS(assets/css/common/)のみでスタイルを制御します
  • 最終調整は管理画面の追加CSSです。

最終的に読み込まれるCSS(最優先)

  1. WordPress管理画面の「追加CSS」
  • 最も後に読み込まれるため、最優先で上書き可能です
  • 主に「ヘッダー・フッター・記事内の軽微なパーツ調整」に使用します

CSSディレクトリ構成

swell_child/
├── style.css # テーマスタイルシート
├── assets/
│ ├── css/
│ │ ├── common/
│ │ │ ├── reset.css # リセットCSS
│ │ │ ├── styles.css # 共通スタイル(基準)
│ │ │ ├── pc.css # PC用レスポンシブ
│ │ │ ├── tablet.css # タブレット用レスポンシブ
│ │ │ └── smart.css # スマートフォン用レスポンシブ
│ │ └── page/
│ │ ├── styles.css # ページ固有スタイル(基準)
│ │ ├── pc.css # PC用レスポンシブ
│ │ ├── tablet.css # タブレット用レスポンシブ
│ │ └── smart.css # スマートフォン用レスポンシブ
│ └── images/ # 画像アセット

追加CSSに書くもの(管理画面)

以下は、WordPress管理画面の「追加CSS」に書いてOKです。

設定場所
外観 → カスタマイズ → 追加CSS

ヘッダーのカスタマイズ

  • ヘッダーのレイアウト調整
  • ヘッダーメニューのスタイル
  • ヘッダー内CTAボタンのスタイル

フッターのカスタマイズ

  • フッターのレイアウト調整
  • フッターメニューのスタイル
  • フッター内のコンテンツスタイル

記事で使うパーツ

  • 記事内で使用するカスタムパーツのスタイル
  • 記事固有の軽微なレイアウト調整

assets/css に書くもの(テーマ管理)

追加CSS以外のスタイルはすべて assets/css/ で管理します。

共通スタイル(assets/css/common/)

  • 全ページに影響する基盤CSS
  • 共通コンポーネント
  • テンプレートで使う主要レイアウト

ページ固有スタイル(assets/css/page/)

  • フロントページ・固定ページなど、特定ページ種別のみで必要なCSS
  • 特定テンプレートに依存するCSS

CSSファイル単位の読み込み順(共通CSS)

共通CSSは以下の順で読み込まれます。

  • reset.css
  • styles.css
  • pc.css
  • tablet.css
  • smart.css

reset.css はブラウザ差分をならすためのリセット用CSSです。
制作は、次に読み込まれる styles.css(基準スタイル)からスタートしてください。


記述の基本方針(最短表現ルール)

後ろのファイルほど優先されるため、次のルールを必ず守ります。

  • どのデバイスでも共通で効くスタイルは 先頭(styles.css)に書く
  • デバイスごとの差分だけを、後ろのファイル(pc / tablet / smart)に書く
  • 後ろのファイルに共通スタイルを書くと、CSSが散らかり保守性が落ちるため避ける

最短表現ルールの例

間違っている記述例

どのデバイスでも必要な記述(flex-wrap: wrap;)を末端の smart.css に書いてしまっている例です。

/* styles.css */
.about-01-container{
display:flex;
}/* smart.css */
.about-01-container{
flex-wrap:wrap;
margin:5px;
}

正しい記述例

どのデバイスでも必要な記述(flex-wrap: wrap;)を styles.css にまとめ、smart.css は差分のみ。

/* styles.css */
.about-01-container{
display:flex;
flex-wrap:wrap;
}/* smart.css */
.about-01-container{
margin:5px;
}

IDの使用ルール

CSSコーディングは 原則として class を使用します。

  • id は基本使わない
  • id を使ってよいのは「idである必要があるケースのみ」

id を使用してよい例

  • アンカーリンク
  • JavaScriptでid参照が必要な場合(やむを得ない場合)

複数指定の改行ルール

複数セレクタをカンマで連結する場合、カンマの後で改行して見やすくします。

悪い例

#top .top-09 h2::before, #top .top-12 h2::before{
font-size:2.0rem;
}

良い例

#top .top-09 h2::before,
#top .top-12 h2::before{
font-size:2.0rem;
}

一括指定のルール(CSSの並び順)

CSSは HTML内に出てくる順序で記述します。
冗長になっても「他の人が迷わない」ことを優先します。

悪い例(順序がばらばら)

.top-03 h2,
.top-04 h2,
.top-05 h2,
.top-06 h2,
.top-07 h2,
.top-03 p {
text-align: center;
}

.top-04 h2,
.top-06 h2,
.top-04 ul li a span {
color: #fff;
}

良い例(HTML順に揃える)

.top-03 h2{
text-align: center;
}
.top-03 p {
text-align: center;
}

.top-04 h2{
text-align: center;
color:#fff;
}
.top-04 ul li a span {
color: #fff;
}

.top-05 h2{
text-align: center;
}

.top-06 h2{
text-align:center;
color: #fff;
}

.top-07 h2{
text-align: center;
}

width / height 指定に関する注意(レスポンシブ崩れ防止)

画像や要素に widthheight を固定値で指定すると、レスポンシブ対応で崩れやすくなります。
そのため本サイトでは 固定値の width / height 指定は原則避ける方針とします。

基本ルール

  • 原則、親要素に収める(max-width 等)前提で組む
  • 画像は基本 height: auto;(縦横比を保持)
  • どうしても固定が必要なら、ブレークポイントごとに差分調整する

例外(指定してよいケース)

  • アイコンなど固定表示が前提の小要素
  • レイアウト上どうしても固定サイズが必要なコンポーネント
  • iframe等で比率固定のラッパーを用意して管理するケース

レスポンシブブレークポイント

基本のブレークポイントは以下です。

  • PC:1400px以上
  • PC(中):1399px以下、1025px以上
  • タブレット:1024px以下、601px以上
  • スマートフォン:600px以下

※サイトのデザインによって変更しても問題ありません。


運用ルールまとめ

  • CSSは 読み込み順序を前提に上書き設計で書く
  • 共通スタイルは styles.css に寄せて最短表現にする
  • 差分だけを pc / tablet / smart に書く
  • セレクタは classが基本、idは例外のみ
  • 複数指定は カンマ後で改行
  • CSSの並びは HTMLの登場順に揃える
  • 追加CSSは **最終上書き用(ヘッダー・フッター・軽微調整)**として使う
  • 固定値の width / height は レスポンシブ崩れの原因になりやすいので原則避ける
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