キャスティングは、YouTubeチャンネルの成長を大きく左右する最重要項目です。
実際、キャスティングがうまくいかずに、チャンネルが伸び悩んでしまうケースもあります。
そこで本記事では、実際の支援実績に基づいた、再現性の高いキャスティング手法を4つご紹介します。
また、声かけのポイントやキャスティング〜撮影当日までの進行フローも詳しく解説します。
「いいゲストがなかなか見つからない」「どのようにキャスティングすればいいかわからない」と感じている方は、ぜひ最後までご覧ください。
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企業YouTube運用にキャスティングは必須!

YouTubeにおける「キャスティング」とは、ゲスト出演者をチャンネルに招くことを指します。
対象は一般の方から業界関係者、インフルエンサー、芸能人までと幅広く、ゲストの知見や経験を引き出すことで、コンテンツに深みを持たせるのが目的です。
なお、YouTubeの撮影スタイルは、主に以下3つに分類されます。
- 1人語り:自分の知見を語る形式
- 対談形式:ゲストを招いてトークする形式
- ロケ撮影:外部での実地撮影
このうち、1人語りはコンテンツの持続性に限界があり、通常10〜30本程度でネタが尽きてしまう傾向があります。
外部ゲストを起用することで、自社では語りきれないエピソードや専門的視点を取り入れることができ、視聴者に価値のある動画を届けることが可能です。
【今日からできる】4つのキャスティング手法
効果的なYouTube運用を実現するには、戦略的なキャスティングが欠かせません。
とはいえ、「誰に、どうやって出演を依頼すればよいのか分からない」という方も多いのではないでしょうか。
ここでは、実体験をもとに、再現性の高いキャスティング手法を4つご紹介します。
1.【最もおすすめ】X(旧Twitter)のDMを活用する
企業チャンネルのキャスティングで、最も効果的かつ再現性の高い方法が、Xを活用したDMアプローチです。
Xは検索性に優れており、業種や職種のキーワード検索を通じて、多くの候補者を見つけることができます。
たとえば、建設業界向けのチャンネルであれば、「足場職人」とキーワードで検索し、関心がありそうな方に直接DMでオファーすることで、スムーズにキャスティングへとつなげられます。
- DM送信数:約50件
- 返信数:平均5件前後
- 実際に出演決定に至るのは1〜2名程度
- フォロワー数が多く、アクティブなアカウントにDMを送付
- フォローリストをたどって、同業・類似属性の候補者をリストアップ
- DM文面には、チャンネル名やクライアント名を記載しない(炎上リスクの回避)
- 送信するアカウント自体にも一定のフォロワー数(理想は2,000人以上)があると返信率アップ
一般の方への出演謝礼は、交通費の実費+1〜2万円程度が目安です。
インフルエンサークラスになると、フォロワー数や知名度に応じて出演料が大きく変動します。
なお、Instagramも活用可能ですが、検索性や候補者数の点では、Xのほうが優位です。
Facebookは実名制のため、ビジネス目的でのDMは敬遠されがちで、キャスティング用途としてはやや不向きといえます。
2.クラウドソーシングで募集する
クラウドソーシングを活用して出演者を公募する方法も、キャスティング手法のひとつです。
条件を明確に提示でき、短期間で複数の応募を集められる手軽さが魅力です。
ただし、以下のような注意点もあります。
- 金銭目的の応募が多く、出演者の質にバラつきが出やすい
- モチベーションや信頼性に欠けるケースもある
実際に私もクラウドワークスを利用していますが、X経由のキャスティングと比較すると、出演者の温度感や信頼度に差を感じる場面が多いのが正直なところです。
3.知人に声をかける
信頼性と適合性の両面で優れているのが、知人へのアプローチによるキャスティングです。
取引先や業界関係者、社内メンバーなど、すでに関係性が構築されている相手であれば、出演交渉が円滑に進むだけでなく、動画の趣旨や目的も伝わりやすくなります。
結果として、企画内容とマッチした人材を効率的に起用できる可能性が高まります。
4.出演者から紹介してもらう

すでに出演したゲストから、新たな候補者を紹介してもらうのもいいでしょう。
紹介元との関係性がすでに構築されているため、初対面の相手に比べて信頼感があり、交渉もスムーズに進みやすくなります。
また、出演料の一部を「紹介料」として還元する仕組みを用意すると、ゲスト側にも紹介のメリットが生まれ、より積極的な協力を得やすくなります。
キャスティングから撮影当日までの流れ

ここでは、ゲストに出演を依頼する段階(DM送信)から、実際の撮影当日までの一連の流れを3つのステップに分けて解説します。
ステップ1.DMで初回連絡&日程調整
まずはDMで、出演依頼の旨と打ち合わせの候補日程を伝えます。
返信があった場合は、オンラインまたは対面での事前打ち合わせに進みます。
ステップ2.事前打ち合わせ(所要30分〜1時間)
打ち合わせでは、以下の情報を中心に共有・確認します。
- チャンネルの概要(コンセプト・テーマ・想定ターゲット層など)
- 動画の目的(採用・ブランディング・教育コンテンツなど)
- ゲストに期待する役割と出演の趣旨
ゲストの専門性や経験を踏まえて、トークテーマの候補をいくつか提示し、方向性をすり合わせていきます。
この段階で企画の骨組みを固めておくと、撮影当日の進行も非常にスムーズになります。
あわせて、この時点で以下の条件についても明確にし、事前に合意を得ておくことが重要です。
- 出演謝礼の金額
- 交通費や移動手段の取り決め
- 拘束時間や撮影場所の詳細 など
ステップ3.撮影当日へ(以降はテキストベースでやり取り)
企画の方向性と出演条件が確定したら、以降のやり取りは基本的にテキスト(チャットやメール)ベースで進行します。
追加のミーティングは必要最低限にとどめ、要点を簡潔に共有することで、出演者の負担を抑えながら円滑に撮影当日を迎えられます。
まとめ:企業チャンネル成功の鍵は「戦略的なゲスト選定」にあり
企業のYouTube運用において、キャスティングは単なる演出ではなく、チャンネルの価値を左右する重要な要素です。
自社だけでは発信しきれない、リアルな知見や経験を持つ人物をゲストに招くことで、視聴者にとって有益かつ印象に残るコンテンツを提供することが可能になります。
本記事でご紹介した手法やポイントを参考に、自社に合ったキャスティングの仕組みを整え、継続的なチャンネル成長につなげていきましょう。
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<キャスティング事例(一部抜粋)>
- エンジニア系チャンネル:登録者20万人のYouTuberをキャスティング
- 美容サロンのチャンネル:登録者80万人の美容系YouTuberキャスティング
- マーケティング会社のチャンネル:登録者30万人のビジネス系YouTuberキャスティング
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